カルロス・サインツは、最終戦で使用したヘルメットをフェルナンド・アロンソにプレゼントした。カルロス・サインツの幼年時代のヒーローだったフェルナンド・アロンソは、先週末の最終戦アブダビGPで一旦F1キャリアに終止符を打った。カルロス・サインツは、自身のヘルメットにフェルナンド・アロンソのカーナンバー“14”を入れて敬意を表していた。
「おそらく最も素敵なヘルメットのひとつだと思う」とカルロス・サインツは今回のデザインについてコメント。「スペイン国旗の両サイドに入れられた2つの14は、フェルナンドが僕のキャリアのためだけでなく、F1、そして、スペインのために彼がしてくれた全てのことに僕がどれくらい感謝しているかを表している」「週末が終わったら、彼のアストゥリアスの博物館に飾ってもらえるようにプレゼントとして彼に渡すつもりだ」レース後、カルロス・サインツは公約通りフェルナンド・アロンソにヘルメットをプレゼント。フェルナンド・アロンソは「カルロス、週末を通していろいろとありがとう。博物館のいい場所に飾らせてもらうよ」と感謝の言葉を綴った。カルロス・サインツは、フェルナンド・アロンソの後任として2019年からマクラーレンに加入。今週のアブダビテストでマクラーレンデビューを果たし、5番手タイムをマーク。「ガレージを出ていくときは本当に夢が叶った感じがした。初走行を終えたときの感触はかなり良かったし、とてもストレートな一日だった」と語った。