ルノーのF1ドライバーであるカルロス・サインツが、2018年の世界ラリー選手権の開幕戦ラリー・モンテカルロの最終ステージでWRC“デビュー”を果たすことになった。カルロス・サインツ(23歳)は、最終日に1月28日にラ・カバネッテ-コル・デ・ブラウスの13.58kmの最終パワーステージでルノー・メガーヌR.S.で走行。モンテカルロでデビューを果たす。
カルロス・サインツは、WRCのドライバーがタイムアタックを開始する前にステージをチェックするVIPコースカーのドライバーとしてステージを通過する。コースはモナコ公国を囲む標高1400mのアルプ・マリティームをスタートし、一連のタイトなヘアピンを経て、高い山道を登り、コル・デ・ブラウスで終了する。カルロス・サインツにとって、今回は公式ラリーデビューとなる。2度のWRCチャンピオンである父親の足跡を辿ることになる。彼の父で今年のダカールラリーを制したカルロス・サインツ(55歳)は1991年、1995年、1998年にラリー・モンテカルロを制している。「初めてラリー・モンテカルロを経験することを本当に楽しみにしている」とカルロス・サインツはコメント。「ラリー・モンテカルロについては父から本当にたくさんのことを聞いてきた。ステージがどれくらい難しいか、雪から雨や明るい日差しなどコンディションがいかに変化するか、そして、もちろん山とヘアピンを抜けるにはどれくらい鋼の神経を必要とするかもね!」「雪用のスパイクタイヤを装着したルノー・メガーヌR.Sに乗って、このような伝説的なイベントに参加できる、ステージを走ってラリーのセンセーションを感じることに本当に興奮している」2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロは1月25日(木)から28日(日)にかけて開催される。