2015年のF1昇格が見送られたカルロス・サインツJr.だが、まだレッドブルでの将来はあると主張する。レッドブル・ジュニアドライバーの精鋭であるカルロス・サインツJr.は、2015年のトロ・ロッソの最有力候補とみられていたが、レッドブルはジャン・エリック・ベルニュに代えて、F3に昇格したばかりのマックス・フェルスタッペンを起用するという衝撃的な決断を下し、カルロス・サインツJr.の望みは潰えた。
しかし、レッドブルのモータースポーツチーフは、マックス・フェルスタッペンの発表後の周にカルロス・サインツJr.と会談。話し合いはうまくいったとカルロス・サインツJr.は述べた。「少なくとも、彼らとの会談はポジティブだったし、彼は今後も僕を支援し、まだ僕がレッドブル・ファミリーの一員でいることを望んでいる」とカルロス・サインツJr.は述べた。「それは、彼らは僕がまだ特別なものを持っていると考えているということだ。彼らは僕を維持したいと思っている」「どのようなポジションや役割かはわからないけど、彼らは僕を追い出さなかったことは、僕に多くの自信を与えてくれている」「それにはホッとしたし、僕は彼らに与えられることがあると思わせてくれる」昨年、レッドブルは、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタのF1シートを見送ったが、今でもキャリアのサポートを継続しており、BMWからDTMに参戦させている。カルロス・サインツJr.は、夏休み後にハンガリーでフォーミュラ・ルノー3.5での戦いを再開。その間にレッドブルは、マックス・フェルスタッペンを昇格させるという決定を下した。「もちろん、僕にとって簡単な夏ではなかった。そのようなニュースを受け入れるのはタフだ」とカルロス・サインツJr.は付け加えた。「僕の目標は来年F1に行くことだけだったので、僕が望んでいた決定ではなかったけど、レッドブルが僕にしてくれた全てに感謝しなければならない」「僕が得ているような機会を得られる人は多くない。レッドブルがなければ、僕はフォーミュラ・ルノー3.5で戦ってはいない」「来年のF1シートのための準備はできるていると感じていた。F1のためのこれ以上の自信と準備はできないというくらいにね」「でも、僕のキャリアの全てを決定するのはレッドブルだ。彼らが決定すれば、僕はそれを尊重しなければならない」現在、フォーミュラ・ルノー3.5で、F1イタリアGPでケータハムの金曜フリー走行に出走したロベルト・メルヒに16ポイント差をつけて首位に立っているカルロス・サインツJr.は、レッドブル・ジュニアで初めてフォーミュラ・ルノー3.5のタイトルを獲得するドライバーになろうとしている。カルロス・サインツJr.は、それを達成してもF1に昇格できなければ“奇妙なケース”だと認める。「僕は今に集中するという選択をしていて、このチャンピオンシップのために戦っている」とカルロス・サインツJr.は述べた。「別のドアを開きたいなら、ここで勝つことによってそれを実現できると思う」「僕の焦点はこれに勝つことだし、僕がする全てで皆を驚かせることだ」
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