カルロス・サインツJr.が、2014年のトロ・ロッソのドライバー候補の最有力に浮上した。ダニエル・リカルドが2014年にレッドブルに昇格することが決定し、トロ・ロッソに空席ができている。これまではレッドブル・ジュニアドライバーの筆頭であるアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが最有力候補だとみられてきた。
だが、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、最近のフォーミュラ・ルノー3.5で苦戦している。次に控えているといられるのがスペインの伝説的なラリードライバーの息子カルロス・サインツJr.(19歳)。カルロス・サインツJr.のマネジメントを担当するルイス・ガルシア・アバドは、フェルナンド・アロンソのマネジャーでもある。 「ダニエルが(レッドブルと)契約したことは、僕たちの母国にとって非常にいいニュースだ。これでカルロス・サインツがトロ・ロッソに加わる可能性が高くなったからね」とフェルナンド・アロンソはモンツァで語った。Marca は、レッドブル首脳陣がカルロス・サインツJr.がシルバーストンの若手ドライバーテストで示した“スピード、プロ意識、エンジニアへのフィードバック”に“驚いている”と報じた。また、報じられたところでは、カルロス・サインツJr.には、レッドブルで大きな影響力を持つヘルムート・マルコの後ろ盾もあるとされている。ASは、F1シンガポールGPの初日にカルロス・サインツJr.がトロ・ロッソをドライブする可能性があるとしており、スペインのモータースポーツ連盟がカルロス・サインツJr.のスーパーラインセンス取得に向けて動いているとも述べている
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