2023年F1第9戦カナダGPの予選で11番手から20番手だったドライバーのコメント。土曜日の予選は路面コンディションが目まぐるしく変化する難しいコンディションとなった。特にQ2では一定の時間だけスリックタイヤでタイム更新可能な状況となり、それを逃したシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)はノックアウトとなった。
11番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「予選の後、悔しい思いをした。僕は自分のチームを愛しているし、今日はもっといい仕事ができたはずだと思ったからね。今週末のためにハードワークして、クルマもいい感じに仕上げてきたので、Q3に進めなかったのは残念です。チーム一丸となって改善に取り組んでいく。レースではできるだけ多くのポジションを獲得し、しっかりとした結果を持ち帰るために全力を尽くす」12番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)「今日は、タイヤ交換のタイミングが主な課題だった。コンディションが変わってくるまではよかった。雨が降っていたのに路面が乾き始めたのでスリックタイヤに替えましたけど、多分ハーフラップ遅かったと思う。なかなかポジションが上げられず、タイヤが温まったと思ったら雨が激しくなったので、もう手遅れだった。もう一度インターミディエイトに替えたけど、もうウエットになりすぎていてタイムが伸びなかった。昨日はポジティブな1日だったし、今日の予選はウエットコンディションで多くのことが分かったので励みになる。もっと高いポジションを目指せたと思うけど、トリッキーな状況でのタイヤ交換はちょっとした賭けだった。明日の目標はもちろん、できる限りいい結果を出すことだ。レースでは何が起こるかわからない。もう一晩ひたむきに精一杯取り組んで、ダメージを最小限に食い止めたい」 13番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日は僕たちにとって厳しい予選セッションだった。厳しい天候の中、適切なタイミングで適切なタイヤを履くことがとても重要だったけど、それがうまくいかなかった。しかし、アストンマーティンのペースは週末を通じて良好で、フィーリングやアップグレードのパフォーマンスには満足している。明日は数台がアウト・オブ・ポジションでスタートするので、前進するチャンスもあるだ。ホームレースでファンのためにいいショーを見せられることを楽しみにしている」14番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)「トラックが乾いているときに、僕たちはまだピットにいた。最大限に活用したかったけど、僕たちはQ2敗退だった。このコンディションではいい感じだったんだけど、もっとうまくやれたはずのところを確認する必要があるね。この予選では本当にチャンスがあるように見えた。FP3が終わった後は本当に興奮していた」15番手:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)「FP3のラップタイムを見る限り、トップ10入りは可能だったはずだと今でも信じている。残念ながら、このような変わりやすいコンディションで少し不運に見舞われた。もちろん、Q3で戦いたかったけど、明日は新しい一日であり、今日から挽回するチャンスがある。これまでずっと、僕たちクルマはトップ10に入ることができるという感触があったし、特にドライではペースがある。一晩で自分たちのパフォーマンスを確認し、明日、グリッドを上げる準備をしていく」16番手:角田裕毅(アルファタウリ)「P3のようなペースを目指していたのですが、残念ながら今日のQ1では叶いませんでした。この週末は最初からペースに苦戦していたので、詳細に検証する必要がありそうです。Q1でのファイナルラップはよかったと思いますが、全体的にペースが出ませんでした。明日は明日で新たな1日ですし、ドライコンディションになるでしょうからあまり心配していません。なるべく多くオーバーテイクし、ポイントを狙います」17番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「今日の予選の結果はとても残念であり、これほど下位グリッドからのスタートは不運としか言いようがない。Q1では良いラップタイムを出していたし、Q2への進出も容易だったと言っても間違いないだろうけど、最終コーナーのブレーキングゾーンで危険な方法でブロックされた。このアクシデントにより、そのラップと次のラップの両方が台無しになり、Q1敗退となった。複雑なコンディションで大きなチャンスがあったのに、自分たちのポテンシャルを発揮することができず、とても悔しい。決勝では、最後尾グリッド付近から苦しい戦いを強いられることになるけど、これまで同様、ポイント獲得に向けて全力を尽くすつもりだ」18番手:ニック・デ・フリース(アルファタウリ)「今日は、刻々と変わる天候が最大の課題だった。Q1の終盤にかけてコースはドライになりつつあったので、ピットインしてインターミディエイトの2セット目に替えた方がいいのかが難しい判断だった。最終的には交換したけど、周回数が2周だけになってしまった。最後から2周目、最終セクターのトラフィックが原因で後退した。誰にとっても状況は同じなので、言い訳はできない。限界まで追い込みたかったけど、今日は目標に届かなかった。明日に向けてドライでの走行が十分にできず、置かれている状況がわからないけど、ベストを尽くし、現状から少しでも前進できたらと思っている」 19番手:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)「FP3はフルウェットのコンディションで、クルマをそれなりに仕上げることができていたし、とてもいい感触だった。予選ではトラックが乾いてきて、特に2セット目はリアに力がかからない感じがした。最後のラップは、まずまずの感触だったけおd、十分な速さにはほど遠かった。オーバーヒート気味で、グリップが得られないまま、タイヤが正しいウィンドウに収まらない感じだった。明日どうなるか見てみよう。天候がどうなるかはわからないけど、前進するためにベストを尽くす」20番手:周冠宇(アルファロメオ)「僕にとってかなりフラストレーションを感じる予選だった。なぜかドライブが効かなくなり、パワーがない状態になってしまった。アンチストールが多くて、最初はチームとコミュニケーションもとれない状態だった。それでもなんとかガレージにクルマを戻し、しばらくしてまた走り出した。全体的に見て、セッションはクリーンなセッションとは言えなかった。グリップが足りず、かなり滑ってしまった。実際、何が起こったのかまだ把握できていないけど、きち...