エイドリアン・カンポスは、チーム株式を手放してチーム名称も変更になるが、2010年はチームで主要な役割に留まるようだ。ホセ・ラモン・カラバンテによって買収されたチームは、チーム名から“カンポス”を廃してを“ヒスパニア・レーシング”に変更する予定だが、エイドリアン・カンポスは2010年も副社長としてチームに留まるとスペインのEl Mundoは報じている。
エンリケ・ロドリゲスおよびメタ・イメージ社はチームを離れるようだ。チームは木曜日にスペインで新体制を発表するが、同紙はドイツの投資グループ、噂ではフォルクスワーゲンが新体制に加わるのではとされている。ムルシアで開催される発表会では、カルン・チャンドックがブルーノ・セナのチームメイトとして発表され、ダラーラ製マシンが初披露されるとみられている。またUSF1と契約していたホセ・マリア・ロペスが、チームのリザーブドライバーとして加入するとみられている。コスワースエンジンを搭載するマシンは、バーレーンGP前にパルマにあるダラーラの本部からそう遠くないイモラ・サーキットでシェイクダウンされるとみられている。新チーム代表となったコリン・コレスは、チームに到着したとき「基本的にカオス以外になにもなかった」とPA Sportにコメント。コリン・コレスは、本部はソフトウエア部門と3人のエンジニアしかいない“中身に何もない空っぽのワークショップ”だったと語っている。