ジェンソン・バトンが、2018年のル・マン24時間レース参戦の可能性についてSMPレーシングと交渉していると Auto Hedboが報道。実現すれば、LMP1クラスでフェルナンド・アロンソと対決することになる。SMPレーシングは、今期のFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMPクラスにBR1 AERで参戦。今月序盤のプロローグテストでは、“無制限”のセッティングでトップタイムを記録したトヨタを除けば、ノンハイブリッド勢で最速タイムを記録している。
ジェンソン・バトンが、SMPレーシングとの契約で合意に至った場合、元F1ドライバーのヴィタリー・ペトロフ、元インディカーのミカエル・アレシンとともに11号車を走らせることになるという。ジェンソン・バトンは、今年SUPER GTに参戦しているため、WECの開幕戦スパは第2戦富士と日程が重なるため、SMPレーシングのクルマで登場するのは6月3日のル・マンのテストデイになるともすでに報じられている。今週、鈴鹿サーキットで行われたSUPER GT合同テストでは、ジェンソン・バトンと山本尚貴が走らせるRAYBRIG NSX-GTは2日間ともに最速タイムを記録しており、今シーズンのタイトル候補に数えられている。また、SMPレーシングとの契約が成立すれば、今年F1と並行してトヨタからWECへの参戦が決定しているフェルナンド・アロンソと対決することになる。ジェンソン・バトンもF1モナコGPを制しており、フェルナンド・アロンソとともに世界3大レースのおける“2冠”目を賭けての戦いが見られるかもしれない。
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