ジェンソン・バトンは、チャンピオンシップの可能性が完全になるなくまで諦めないと語る。韓国GPで12位ノーポイントに終わったジェンソン・バトンは、首位のフェルナンド・アロンソとの差が42ポイントに広がった。残り2レースで手に入れられるポイントは50ポイント。しかし、ジェンソン・バトンは少しでも可能性がある限り戦い続けると語る。
「いつも言っているように、数字的に不可能になるまで戦うつもりだ」とジェンソン・バトンはコメント。「確かに状況を紙に書き出してみると、厳しいことは否めない。でも、ここで頑張らないことを選んで、タイトルに向けて状況がよくなったら、これからの人生で後悔することになると思う」「だから、僕にとって状況は同じだ。不可能になるまで戦い続ける。F1では、何があるか決してわからない。僕がインテルラゴスで勝利して、タイトルを争うライバルたちが全員完走できない可能性だってある。もう一度ウエットレースになれば、容易にそうなるかもしれない」「基本的に、このスポーツでは完全に終わりになるまでは終わりじゃないっていうことを早い時期からに学ぶものだ」ジェンソン・バトンは、マクラーレンは最後の2レースにむけて開発をプッシュし続けていると語り、ブラジルGPでは競争力があると考えている。「最近の僕たちのパフォーマンスは少しアップダウンがある。モンツァでは速さがあったし、シンガポールでもレッドブル勢より速そうだった。鈴鹿でもペースはとてもよかったよ。だから、僕らのポジションについて正確に言うのは難しい」「韓国ではすべてのフリー走行でかなり速さうだったけど、予選とレースでペースが狭まってしまった。なので、今後について楽観的に考えることができるたくさんの理由があると思う」 「ブラジルには多くのアップデートを持ち込む。絶え間ない開発ペース、みんながマシンを速くすることに意欲を持っていることには常にこのチームの印象的な分野だ。僕たちはいつも新しいパーツを試し、変更を加えている」「今でも開発の勢いを弱めてはいないので、ブラジルでもさらに前進できることを期待している。サーキットは僕たちに合っているはずなので、早くも楽しみにしているよ」