ジェンソン・バトンが、マクラーレンで戦う2010年シーズンへの意気込みを語った。正式にボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバーになりましたね。どのような気持ちですか?もちろん、F1で最も有名なチームの一員になれて最高の気分だよ。ワクワクしてもいるね。7年間同じチームにいたので、僕にとって文化的に大きな変化だし、本当に楽しみにしているよ。
新しい顔や名前をたくさん覚えなければならない。エンジニアとの共同作業が大事だし、2010年へ向けてのテストは制限されている。でも、楽しいよ。チーム内の雰囲気は最高だし、すでに居心地が良くなりはじめているんだ。チームが僕のために作ってくれている素晴らしい新車に乗るのが待ちきれないよ。この先4週間にわたっての優先事項は何ですか?2月の第一週までテストがないのはありがた迷惑でもあるよね。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのみんなを知って、チームに自分自身をきちんと融合させる時間を与えてくれる。それに専念している。でも、同時にもう一カ月マシンをまったく運転しないんだ。初レースに向けて走行距離を稼ぐことが重要になる。ここ数週間で当然、たくさんのファクトリーでの作業が行われる。エンジニア達と働きはじめているし、素晴らしい人達の集団だ。でも、正直なところ、バレンシアでMP4-25を初めて走らせるのが本当に待ちきれないよ。そのとき、やっとボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバーであると実感するだろうね。ワールドタイトルの防衛にどのような計画を立てていますか?もちろん、僕の目標はできる限り長くマシンのナンバー1を守ることだよ! でも、現時点でワールドチャンピオンについて話し始めるのはまだ早すぎるね。どんなタイトルへの挑戦でも、十分な準備と懸命な作業、集中力、献身の上に築き上げられるんだ。そして、ここから懸命な作業が始まる。これからの10週間が2010年のワールドチャンピオンシップに運命を大きく左右することになるだろう。だから、力強くテストを迎えて、決して妥協しないことが極めて重要だ。チームやエンジニア達と作業することに今まで以上にモチベーションは高まっているし、今シーズンに向けてかなりポジティブだよ。