元F1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンは、強いフェルナンド・アロンソを見ることを望んでおり、ルノーF1に再建を求めた。2018年末にF1を離れていたフェルナンド・アロンソだが、2021年に古巣ルノーF1で復帰することが決定。エステバン・オコンとタッグを組む。
だが、近年、ルノーF1は事実上タイトルを争う競争力を示すことができていない。すでにルノーF1は新しいレギュレーションが導入される2022年を視野に入れて活動しており、適切な状況が整えば、フェルナンド・アロンソはタイトルを争える可能性がある。ジェンソン・バトンは、ルノーF1とのフェルナンド・アロンソの復帰を好意的に受け止めていると語る。「フェルナンドのようなドライバーにとってタイトル獲得は可能だと思っている。モータースポーツで呼吸をして生きているような男だ。F1を離れている間もアイドリング状態だったわけではない。彼は世界耐久選手権でタイトルを獲得し、権威あるル・マン24時間レースで2度の勝利を収めている」とマクラーレン時代にアロンソとチームを組んでいたジェンソン・バトンは語った。ジェンソン・バトンは、ドライバーとしてのフェルナンド・アロンソの実力を信じているが、他のドライバーと同様にそれはマシンに完全に依存していると考えている。そのため、アロンソがルノーF1の再建を助け、2022年にワールドチャンピオンシップを争えるようになることを期待していると語る。「彼はまだ絶頂期にあるし、2回のF1ワールドチャンピオンがF1に復帰するは素晴らしいことだ。ルノーF1がどのようなパフォーマンスを発揮できるのかはまだわかりませんが、彼を連れ戻すことができたチームを祝福する必要がある。来年、彼はチームを助け、新しいレギュレーションの下で2022年にトップに返り咲けるようにするだろう」「僕たち全員がアロンソが最前線で戦っているのを見たいと思っている」