元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、今週末のF1モナコGPでタイトル争いに動きが出てくると考えており、そのキーパーソンとしてレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンを挙げた。今シーズンここまではメルセデスが5戦連続1-2を達成し、ほぼパーフェクトスコアを獲得している。
近年、モナコはメルセデスにとって苦手なサーキットであり、ライバルが優位に立つ機会と見なされていたが、前戦スペインGPの低速コーナーでルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが見せたスピードは、その目論みを打ち砕くに十分なものだった。それでもジェンソン・バトンは、F1モナコGPがタイトル争いに動きをつける週末になると考えている。「次にモナコが登場するのは素晴らしいことだ」とジェンソン・バトンはコメント。「モナコもおそらく彼らがとても速いサーキットとなるだろう。だが、レッドブルがいる。マックス(フェルスタッペン)はそこにいるだろう」実際、マックス・フェルスタッペンはトラブルのない週末を過ごすことができれば、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスの支配的なシーズンに待ったをかけるポテンシャルがある。「マックスが土曜日を正しくまとめて、予選でクラッシュするようなことがなければ、彼が速いことは我々全員が知っている。特にストレートサーキットではね」「レッドブル・ホンダがメルセデスと戦うことになるだろう。そのあと、我々にはモントリオールがある」「今後数戦は間違いなく混戦になるだろうし、メルセデスのチーム、そして、ドライバーの考えも変わっていくかもしれない」「間違いなくチャンピオンシップに動きが出ると思っている」関連:2019年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール