ジェンソン・バトンは、ルイス・ハミルトンはミハエル・シューマッハのF1記録を破ることよりも、むしろ新しい挑戦にモチベーションを感じているはずだと語る。昨年、自身5回目となるF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトン(34歳)は、タイトル獲得数でファン・マニエル・ファンジオに並ぶ歴代2位に浮上。2019年はそれを6回に更新すべくシーズンに臨む。
ルイス・ハミルトンは、すでにF1史上最多ポールポジション(83回)を獲得しており、ミハエル・シューマッハが持つ7回のF1ワールドチャンピオンまであと2つ、91勝まであと18勝(73勝)まで迫っている。ルイス・ハミルトンは、メルセデスと2020年まで契約を結んでおり、メルセデスが支配する現行レギュレーションであと2シーズンを戦うチャンスがある。しかし、2009年のF1ワールドチャンピオンであり、かつてマクラーレンでルイス・ハミルトンと3年間チームメイトだったジェンソン・バトンは、同じ英国人ドライバーであるハミルトンは新しい挑戦があると感じている限りはF1を続けていくと感じていると語る。「ルイスについてわかっていることは、彼がミハエルが成し遂げたこと上回ろうとしているわけではないということだ」とジェンソン・バトンは Sky Sports にコメント。「F1で状況が変化して、新しいチャレンジがあること。それが彼が愛していることだと思う。それはレースをしている僕たち全員が愛していることでもある」「そのチャレンジがなくなったとき、次に進んで他のことをしようと決断するものだ」「でも、F1ではレギュレーションが変更になり、ドライバーは常にチャレンンジをする。彼は続けたいと思うだろうし、それはスポーツにとって素晴らしいことだ」