ジェンソン・バトンは、次のドイツGPでは再び優勝に返り咲くことができると考えている。母国グランプリとなるイギリスGPを、ジェンソン・バトンは今季最低結果となる6位で終えた。「僕はここでルーベンスに対して3ポイント失ったので、ルーベンスには23ポイントリードしている。まだかなり有望だ」とバトンは語る。
「ルーベンスは僕と同じクルマを運転しているので、彼を抑えようとすることはできる。ベッテルはのパフォーマンスがどれくらいかはわからないので、我々にとって勝つために戦うことが重要だ」「僕たちは3位や4位を受け入れることはできない。勝利のために戦うことが必要だし、彼らは挑戦者だ。僕はここに来るときに32ポイントリードしていた。楽にタイトルを獲得するには決して快適な差ではない」「彼らはここでとても速かった。彼らは他のレースでも競争力があるだろうと確信している。ただ彼らがここで持っていたアドバンテージがあるとは思わない」バトンは、シルバーストンのハイスピード特性と低い気温がレッドブルのアドバンテージが大きく見えた理由だと確信している。「レッドブルが確かに大きな改善を遂げた。彼らは多くの新しいパーツをマシンに搭載したし、それらが働いていたのは間違いない。でも、他のことも彼らに働いた。サーキットは非常に高速だし、たぶん我々のマシンに最高の場所ではない」「寒かったし、僕たちはタイヤをワーキングレンジに入れることができなかった。暖かいサーキットなら、それらを働かせることができるが、レッドブルはタイヤに苦しむだろうし、僕たちの助けになるだろう。ここにはハードブレーキングもほとんどなかった」「僕がニコの後ろにいた最後の数ラップを観たかはわからないけど、現時点で僕たちのクルマの最も強い点はブレーキングだ。ブレーキングではレッドブルよりも強い。でも、ここはブレーキングがなかった。ここではペダルを激しく踏むことはない。それがタイヤ温度を得られなかった理由でもある」「なぜ僕たちに競争力がなかったかは多くの理由がある。落ち込んでここを離れるつもりはない。ベッテルに対して7ポイント失ったことは期待外れだけど、彼がモナコで壁にヒットしたとき、僕は10ポイント差をつけている」「最悪の結果でここを離れる可能性があった。でも、僕たちは3ポイント獲得した。彼らのパッケージが優れているのはわかっているけど、動揺はしていない。状況が変わることはわかっているし、ペースがなかった理由はたくさんある」「ニュルブルクリンクでは好転させることができるさ」