ジェンソン・バトンは、マクラーレンとホンダの悲惨なパートナーシップによって急激にF1への愛情を失ったと述べた。2009年にブラウンGPでF1ワールドチャンピオンを獲得したジェンソン・バトンは2010年にマクラーレンに移籍。その後も勝利を重ねたが、2012年のブラジルGPを最後に優勝からは遠ざかった。
その後、マクラーレンは低迷。2014年の開幕戦でなんとか表彰台を獲得したものの、ホンダとのパートナーシップを開始した2015年以降は、入賞を争うことさえ困難な状況となった。ジェンソン・バトンは、マクラーレンのドライバーとして勝利を争うことができなかった4年間、特にマクラーレン・ホンダとしての2年間がF1引退のきっかけになったと述べた。「マクラーレンと素晴らしい年月を過ごして、このスポーツで十分に幸運な結果を達成した後、最後の2年間はタフだった」とジェンソン・バトンはコメント。「突然、何年も勝利を達成できなくなって、毎戦他のドライバーが上位で勝利を争っているのを見ていることしかできなくなったのはタフだった。ちょっとそれが長すぎたんだと思う」それでもジェンソン・バトンはF1を見守っていたと語り、今年、インディ500に参戦したフェルナンド・アロンソの代役としての1戦限りの復帰を楽しんだと述べた。また、メルセデスとフェラーリがタイトルを争っている現状はF1を復活させることになると考えている。「アブダビでの最後のレースの後はF1を見ることはないかもしれと思ったけど、そんなことはなかった」とジェンソン・バトンはコメント。「今年はF1にとって重要な一年だ。クルマは改善し、ドライバーがクルマから降りたときは彼らが懸命に働いていたのがわかる」「彼らはこのクルマを走らせることを楽しんでいるし、満足している。それはスポーツに役立つ。ドライバーはスポンサー、チーム、F1を愛するファンに役立てる良い位置にいる」
全文を読む