ジェンソン・バトンは、F1ヨーロッパGP初日のマクラーレン・ホンダの力強いパフォーマンスは当てにはならないと考えており、今週末はチームにとって最もタフなレースのひとつになることを承知していると語る。フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンは、フリー走行1回目を4番手と7番手でスタート。フリー走行2回目は、フェルナンド・アロンソに水圧問題が発生して11番手だったが、ジェンソン・バトンは9番手で終えている。
二人とも、まだQ3進出は可能だと考えているが、ジェンソン・バトンは、金曜日の午前中にマクラーレン・ホンダが他よりも速かったのは、サーキットのコツを掴んでいただけだと語る。「全員がサーキットに取り組んだ今、僕たちは少し身の程を知らされたよね」とジェンソン・バトンは述べた。「今回は僕たちにとってカレンダーで最悪のサーキットかもしれない」「それでも、良いラップができれば、Q3を争えるだろうし、そうなればいいね。レースは僕たちにとってちょっとトリッキーになるかもしれない」ジェンソン・バトンが懐疑的になっている一番の理由は、最終セクターのロングストレート。ホンダのパワー不足が犠牲になると考えている。「FP1で僕たちは最終セクターでメルセデスから0.9秒遅れていたし、他の速いクルマには0.6秒差をつけられていた」「僕たちはそこで多くのタイムを失っている。僕たちが取り組み続けなければならないことだ」「でも、実際に僕たちに何ができるかを知るのは難しい」「ここにはロングストレートがあるし、1周目は難しくなるだろう」