ジェンソン・バトンは、F1カナダGPでのリタイアは、使用していたホンダのパワーユニットが“あまりにプッシュされていた”ためだと述べ、マクラーレンにとってエンジンの信頼性は問題ではないと確信している。ジェンソン・バトンは、10番手を走っていたフェルナンド・アロンソを追っていた11周目、マシンから白煙があがり、リタイアを余儀なくされた。
ジェンソン・バトンは、フリー走行2回目でもエンジンのオイル漏れに見舞われていた。そのため、F1カナダGPでは過去数戦で使っていたエンジンに交換している。信頼性は2015年シーズンにおけるホンダの弱点のひとつだったが、ジェンソン・バトンは、今回のリタイアが過去の悪魔の復活だとは思っていないと述べた。「ヘアピンを立ち上がったときにエンジンが破裂したんだ」とジェンソン・バトンは述べた。「チームにパワーを失っていると伝えて、ミラーを覗いたが、煙と火花が見えたので、すぐに理解して、ストップした」「エンジンはまだ動いていたのでオフにした。このエンジンは過去数戦で使っていたものだし、ちょっとプッシュしすぎたのかもしれない。信頼性が問題だとは思わない。とにかく、今回はちょっとプッシュしすぎただけだ」ホンダは、F1カナダGPに新しいターボチャージャーを投入。ジェンソン・バトンは、F1カナダGP前絵にマクラーレン・ホンダはパワー重視のジル・ヴィルヌーヴ・サーキットの特性を恐れるべきではないと述べていた。「かなり燃料をセーブしていたので残念だ。しばらくフェルナンドの後ろで身動きが取れなかったし、毎ラップでDRSを使って、良いポジションにいた。このトラックでは多くの燃料をセーブしなければならないからね」「僕はチームメイトの後ろの11番手で燃料をセーブしていた。良いポジションにいて、燃料をセーブしているのに、フィニッシュできないというのは良くあることだ」「今日はポイントを獲得できたと思うので残念だし、自分たちの実力を示せなかった」