ジェンソン・バトンは、F1カナダGPのフリー走行2回目での7番手タイムに驚いていないと語る。ジェンソン・バトンのタイムは、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)と同タイムであり、4番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から0.1秒も離れていない。かなりのエンジンパワーが要求されるカナダのトラックだが、ラップタイムから見るペースはマクラーレン・ホンダの著しい前進を表している。
しかし、ジェンソン・バトンは最初からモントリオールではマシンが速いと思っていたと語った。 「このトラックではみんなが僕たちのパフォーマンスに驚くだろうと言っていたし、今週末はモナコより悪くなるとは思っていない。クルマはいい感じだけど、まだたくさんの改善が必要だ」とジェンソン・バトンはコメント。「中団はかなりの僅差だ。もしあと0.05秒速かったら僕は4番手だし、あと0.2秒遅かったら10番手とか12番手になってしまうからね。それくらい僅差だから、僕たちが持てるものを最大限に引き出せるかにかかっている」 「トップ5に入ることは望めないだろう。それは絶対に無理だ。エンジンのアップグレードはないけど、新しいターボがある。パフォーマンス面での変更もないので、もっと効率を上げることが唯一レースで僕たちの強みとなるはずだ。あと、ここでは新しい燃料も使っているので、0.1秒は稼げるだろうし、それが確実に助けになるはずだ」 ジェンソン・バトンは、午前のフリー走行1回目では新しく搭載したエンジンに問題があり、8周のみの走行に終わっていた。 「今朝はたくさんのトラブルが起きて、多くの異なる問題のためとても不運だった。FP1とFP2ではパワーユニットを変えたんだけど、みんあが素晴らしい仕事をしてくれた。FP2ではコースに出るのが少し遅くなったけど、十分な量の走行をすることできたから、そんなに悪くなかった。7番手に並べたしね 「クルマは走っていて楽しいけど、明らかに解決しなければならない問題もある。今夜はその作業をすることになるだろう。午後に前のエンジンを載せたら問題はなかった。明日はどっちのエンジンで走るかを決めなければならない。今日積んだ新しいエンジンにするのか、前の2レースで使っていたエンジンを積むのか。今夜検討するけど、どちらにしても僕たちはいいと思う」関連:マクラーレン・ホンダ:F1カナダGP 初日レポート
全文を読む