ジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダとの2016年の契約が発表されるまでにF1引退について真剣に考えていたことを認めた。ジェンソン・バトンは、今年、フェルナンド・アロンソのチームメイトが自分になるのかケビン・マグヌッセンになるのをか知るまで2014年の12月まで待たなければならなかった。
結局、今年ジェンソン・バトンはホンダのエンジン問題によって酷いシーズンに耐えることになった。フェルナンド・アロンソは3年契約を結んでいるが、ジェンソン・バトンの将来は不確かだったことから、夏になるとすぐに契約について騒がれるようになった。複数のメディアは、ジェンソン・バトンが日本GP前に引退を発表すると報道。マクラーレンは、ジェンソン・バトンと1年で解除できる“オプション契約”の期限ギリギリまでバトンを待たせた。「去年は自分がレースをできるのわからなかったし、僕にはそれを選択できなかった」「今年は完全に僕の選択だったし、もっとこれをしたいのか、自分がいたい場所なんかわからないと思った瞬間があった」「もちろん、僕たちが来年も今の場所にいるのであれば、そんなに楽しくはないだろう」今年のジェンソン・バトンの最高位は、カオスなレースとなったアメリカGPの6位だが、マクラーレンが来年のために進めていることによって、残留することを確信したと述べた。「来年どうするかを決めようとしていた2ヵ月間は、エンジニアや空気力学者と多くの時間を過ごし、ロン(デニス/マクラーレン・グループCEO)と多くの話をした。これまでマクラーレンにいた全部の時間より多くね」「本当に良い関係があったし、僕たちは来年のために多くのアイデアを進めている。空気力学者やエンジニアと話して、僕たちが何をしているのか、ホンダとはどうかを理解し、本当の方向性を得ることができた」「来年にむけて大きな改善が起こりかけているのを知って興奮したし、やる気にさせてくれた。僕たちはそれらを必要としている」