ジェンソン・バトンは、F1ベルギーGPで投入されるホンダのアップグレード型パワーユニットに「とても興奮している」と語った。 今週末のF1ベルギーGPにアップグレードしたパワーユニットを持ち込むホンダは、エンジンの燃焼パフォーマンスに焦点を当てて取り組んでおり、マクラーレンの競争力向上が期待されている。
ジェンソン・バトンは、ホンダが投入した最適化に励まされたといい、スパ・フランコルシャンで新エンジンを試すのが楽しみだと語った。 「とにかくやってみないとわからないけどね。ドライブするまではまったくわからない」とジェンソン・バトンはコメント。「ここはいくつかロングストレートもあるので、どうなるか見てみるつもりだけど、パワーユニットに関するポジティブなコメントを聞けるってことは有望だ。だから、今はドライブするのが楽しみだし、明日、どの程度の力になっているのかを見られるといいね。ここはラップが長いし、フルスロットルの時間もたくさんある」 「興奮している。新しい何かが持ち込まれるのだから、ドライバーとしては興奮よ。特に夏休み後のスパでアップグレードがあるとていうのはかなりワクワクする」「例えば、2007年の時のように、全然コンペティティブではないマシンだったとしても、マシンに乗り込む度に前回よりも良くなっているんのでないかと思う。でも、それでかなりのショックを受けるんだけどね!」「今違うよ。少なくともマシンはドライブしやすい。前進すると思っているけど、それがどのくらいかはまだわからない。明日を待ってみなければならない」 エンジンの開発用トークンは新しいエンジンにしか使えず、改訂されたエンジン規約はドライバーが新しいパワーユニットを手にすることを制限しているものの、ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソは2人とも改良型パワーユニットを搭載するようで、グリッド最後尾からのスタートとなりそうだ。F1ベルギーGPからはスタート手順が変更されるが、新しいエンジンをテストするマクラーレンにとって最悪の事態ではないとジェンソン・バトンは語る。 「グリッドの後ろからスタートすることになるだろうけど、正直、ここのターン1はどうなるかまったくわからないし、もし中団に並んだとしてもターン1でレースを終えてしまう可能性があるので、想定されるスタート位置はそれほど悪いことではないと思うよ」「もしかしたら、4〜5つくらいポジションを上げられるかもしれないからね。聞けば、今はスタートがかなり複雑だと言うよね! 自分たちでいろいろやらなければならないし、それについてはちょっとビビっているけど、自分の経験を生かしてうまくやれるといいね」
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