ジェンソンン・バトンは、ホンダのF1パワーユニットには大きなポテンシャルがあると述べた。正確なことは明らかにされていないが、マクラーレン MP4-30に搭載されているホンダのパワーユニットは、ライバルと比較してパッケージングがかなり異なっていると言われている。ホンダのパワーユニットについて、ジェンソン・バトンは「かなりアグレッシブだ。他のどのエンジンよりもアグレッシブだね」とコメント。
「なので、トラブル、信頼性の問題が出てきてしまう。でも、いずれにせよ、今後数年はエンジンのデザインを変更できないので、そのようなアグレッシブさが彼らには必要だった」「信頼性には対処していくしかない。空力的にはとても役立っている。サイドポッド周りとディフューザーに向けてのエアフローはとてもクリーンだ。物はいいんだけど、その分、他の問題が出てきてしまう」「信頼性に関しては取り組んでくれているし、多くの努力がなされている。問題がいくつかあるのはわかってる。僕はもう5基目のエンジンだし、MGU-KとMGU-Hも6基目のはずだ。8戦しか終わっていないのに、もう2つオーバーしてしまっている。それが僕たちがこなさなければならない課題だ」ジェンソン・バトンは、シーズン終盤に力を入れたいレースの1つとして市街地レースのシンガポールを挙げた。「今年は良いリザルトも欲しいけど、同時に今年が僕たちにとってテストのためのシーズンなのも理解している」とジェンソン・バトンはコメント。「結果が欲しくないわけではない。終盤戦には良いところを見せたいと思っている。なので、シンガポールが重要なレースになると考えている。そこでは最大限に努力して、結果を残さないと残さなければならない」「僕たちは低速コーナーがとても優れている。それはこれまでマクラーレンの弱点だった部分だ。それがうまくいったということはポジティブだ。シンガポールではギアを上げて最高のリザルトを残したい」