ジェンソン・バトンは、厳しいシーズンを過ごしているマクラーレン・ホンダへの批判者に対して、チームに休息を与えるよう求めた。F1カナダGPでは、2台のエンジン交換、さらにジェンソン・バトンのマシンはMGU-Hとターボチャージャーを交換したが、レースではエキゾーストの問題により、2台ともリタイアに終わった。
多くがマクラーレン・ホンダが、グリップ上位に返り咲けるかどうかを疑っており、チームへの批判者は後を絶たない。ジェンソン・バトンは、マクラーレンの歴史と遺産を考えれば、一部の批判は理解できるが、マクラーレンとホンダのパートナーシップは、問題を解決しようとしており、心無い批判もあると考えている。「グランプリに勝ち、チャンピオンシップに勝っていたチームが大きなプレッシャーにあるときの問題は、チームに誰も休息を与えてくれないことだ」「でも、僕たちがもたらした改善に目を向ければ、それはかなり大きなものだ」「ここは非常に競争力のあるスポーツであり、それが僕たち、そしてメーカーが参加したいと思う理由だ」「残りのメーカーよりも2年後から入るのは大仕事だ。個人的には、僕たちは素晴らしい仕事をしていると感じている」「チーム内の信頼は高い。ホンダはマクラーレンからの助けが常にポジティブだと理解しているし、その逆も同じだ。優れたパートナーシップだ」「僕としては、僕たちには、将来、素晴らしい結果を達成できるパッケージがあると感じている」ホンダは、F1カナダGPにむけてトークンを使用してエンジンをアップグレードしたが、期待していた前進よりも、むしろ後退しているように見えた。マシンはスピードがないだけでなく、信頼性も不足していた。「いつもバランスが難しい。僕たち全員がパフォーマンスを発揮したいと思っている。それにパフォーマンスを発揮することへのプレッシャーもある」「とても難しい。特にチームの若いスタッフにとってはね」「全員が『いつ勝つんだ』と尋ねてくるので、限界まで頑張る」「でも、僕たちは信頼性とペース面の両方で弱かった。今後数週間でそれらの問題を解決できることを期待している」「でも、何が起こっても、このチームに損害を与えることは無い。僕たちはモナコでポイントを獲得した。誰も予想していなかったね」「なので、僕たちは浮き沈みを受け入れて、全体としてシーズンを見なければならない。僕たちが全レースで改善していることはわかっている」
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