ジェンソン・バトンは、ホンダが2015年にF1復帰する際、新しいエンジンから最大限を引き出せるように経験豊富なドライバーが必要だと考えている。ホンダは、2015年にマクラーレンのワークスエンジンサプライヤーとしてF1に復帰。1992年以来となるマクラーレン・ホンダが復活する。マクラーレンはまだ2015年のドライバーラインナップを発表していない。噂では、セバスチャン・ベッテルやフェルナンド・アロンソといったワールドチャンピオンを獲得を目指しているとされているが、いずれのドライバーも現所属チームとの契約がある。
現在、マクラーレンの所属するジェンソン・バトンは、ホンダは、今年からF1に導入された複雑なV6ターボパワーユニットから最大限を引き出せるように、コックピットに経験豊富なドライバーを乗せて利益を得る必要があると考えている。F1で261戦を戦った経験豊富なジェンソン・バトンは「開発的な理由のために経験豊富なドライバーをクルマに乗せれば、彼らの助けになるだろう」とコメント。「ERSがあり、多くの穴を埋めなければならないパワーユニットなので、経験によるドライバーのインプットや感覚が必要だ。そこから利益を得られると思う」2006年から2008年にホンダF1チームに所属していたジェンソン・バトンは、マクラーレンとホンダが互いに文化的な理解を構築できさえすれば、すぐに強さを発揮できると考えている。「日本のメーカーと働く際にチームが苦労することは、日本語と文化だ。だが、マクラーレンはそれを理解していると思う」とジェンソン・バトンは述べた。「彼らは以前にホンダと仕事をしている。かなり前にね。でも、以前に働いたことがあるので、ホンダと密接に働くことに十分な時間を費やせば、まったく問題はないと思う」「エンジニアや空力学者のことを言っているわけではない。メカニックは、日本の文化や仕事のやり方を理解することに時間を費やさなければならない」「彼らは全員それを知っているし、そうしている。なので、始めから良い関係を築き、うまく理解できると思っている」