F1グリッドで最も経験豊かなドライバーであるジェンソン・バトンは、今後もマクラーレンに必要なドライバーであることを示さなければならない。今シーズン末でマクラーレンとの契約が期限を迎えるジェンソン・バトンは、F1オーストラリアGPの予選と決勝の両方で新しいチームメイトのルーキー、ケビン・マグヌッセンに遅れをとった。
マクラーレンのエリック・ブーリエは、ケビン・マグヌッセンを“記憶に残っているF1ルーキーのなかで最も素晴らしいパフィーマンスのひとつ」だと称賛した。昨年までF1で最古参だったマーク・ウェバーは、まだ競争力はあるが、パフォーマンスカーブが下降をたどり始めたと自覚したために引退を選んだと説明した。だが、ジェンソン・バトンは「僕は素晴らしいキャリアを過ごしてきたけれど、僕にとって終わりはまったく近づいていない」と Telegraph にコメント。「人々は“彼は34歳で、契約は終わりを迎える。今年の終わりはどうするつもりなんだろう?”と言う。他のどの年とも同じだ」「契約があるかどうかは問題ではない。チームが十分な仕事をしていないと考えれば、彼らはドライバーを追い出すだろう。素晴らしい仕事をしていれば、さらに10年間を望まれるものだ」ジェンソン・バトンは、マクラーレンを離れて小規模チームへ行く選択肢しかなくなったときにどうするかについて考えたことはないと語る。「僕はここマクラーレンにいるし、それが僕の満足できる場所だ。どちらに関しても心配するつもりはない。だが、ジェンソン・バトンと13歳年下のケビン・マグヌッセンの間で緊張が高まっていく可能性はある。しかし、エリック・ブーリエは心配していないと主張する。「その質問はメルセデスかフェラーリにすべきだな」とえりっく・ブーリエは Auto Motor und Sport にコメント。「我々にとって問題ではない」