ジェンソン・バトンは、亡くなった父ジョン・バトンへの思いとともにヘレス・サーキットに到着した。今月13日、ジョン・バトンさんは70歳の若さでこの世を去った。死因は心臓発作とみられている。ジョン・バトンさんは、全てのグランプリに参加するなど、いつも息子ジェンソンを見守っていた。
29日(水)に新車MP4-29での初テストを担当したジェンソン・バトンは、ヘルメットに父親の思いを刻んだ。ヘルメットには、ジョン・バトンさんが似ているとされたキャラクターのスマーフをアレンジした“パパスマーフ”が、バトンのレースナンバーである22番が入った帽子とユニオンジャックの靴を履いたイラストが入れられ、その横には“RIP PAPA”とのメッセージが刻まれた。父親の死後、ジェンソン・バトンはTwitterでファンからの励ましへの感謝と父への思いを綴っていた。「みんな、父のためにたくさんの暖かいメッセージをありがとう。彼がこんなに多くの人々に好かれていたとわかって嬉しいよ。彼は僕の人生の中であまりにも大きな存在だったからものすごく寂しくなる」「パパ、あなたを父と呼ぶことができて僕がどんなに誇らしいかわかるかな。愛してるよ、パパスマーフ。あなたは永遠に僕の心の中にいる」「天使たちと安らかに眠って。あなたの息子より、愛を込めて」
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