ジェンソン・バトンは、シートに空きがあるF1チームはどこであれ、現チームメイトのセルジオ・ペレスの起用を検討すべきだと考えている。ケビン・マグヌッセンにシートを譲るカタチで今シーズン限りでマクラーレンを離脱ことになったセルジオ・ペレスは、現在、他でドライブする機会を求めて交渉に挑んでいる。
今季、セルジオ・ペレスを20ポイント上回っているジェンソン・バトンは、ペレスがロータスやザウバー、フォース・インディアといった2014年のラインアップをまだ確定させていないチームの候補者リストのトップ付近にいるべきだと考えている。「チェコ(ペレス)は、今年を通じて非常に多くのことを学んでいる」とジェンソン・バトンはコメント。「このチームに来たとき、彼には2年の経験があったけど、まだかなりのことを学んでいる。全てのデータを取り込むのは難しい」「マクラーレンは、ドライバーがチームに加入したとき、仕事に必要なデータは小さなものまで全て提供する。それを飲み込むのはタフなことだけど、チェコはそれをやった」「誰が(マクラーレンのもう一台の)マシンに乗るかという決断は僕にかかっているわけではないけれど、僕に言えるのはチェコが今年いい仕事をしたということだ」「ピットレーンの全チームが、チェコがこれまでにこのスポーツで学んだことから恩恵を得られるはずだ。シートに空きがあるチームはどこであれ、彼の起用を考えてみるべきだ。今週の発表後に、彼はスピードをもたらすだけでなく、知性もたらすことを示した。それは今日のこのスポーツにおいて大きな意味を持つ。ただ速く走ればいいというわけではない。パッケージ全体が必要なんだ」
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