ジェンソン・バトンは、少なくともホンダがマクラーレンのエンジンパートナーとして復帰する2015年までマクラーレンで走りたいと述べた。ジェンソン・バトンはまだ来年の契約を結んでいないが、両者ともに継続を望んでいることを明らかにしており、ジェンソン・バトンはマクラーレンでF1キャリアを終えるつもりだと述べている。
注目は、新しいV6エンジンが導入され、マクラーレンがメルセデスを継続する2014年以降の契約延長の長さに集まっている。「2015年にここにいたい。重要な一年だと思うからね」とジェンソン・バトンは述べた。「僕は日本のエンジンメーカー(ホンダ)と長年働いてきたし、将来再び彼らと働くのは刺激的なことだ」ジェンソン・バトンは、ホンダエンジンを搭載したクルマで6年間F1を戦い、2006年のF1ハンガリーGPではホンダとF1初勝利を挙げている。マクラーレンは、ホンダエンジンを搭載した1988年と1999年にアラン・プロストとアルトン・セナのコンビで圧倒的な強さをみせた。モナコに拠点を置くジェンソン・バトンは、日本人の道端ジェシカと交際しており、東京を憩いの場と考えている。フェリペ・マッサの後任としてフェラーリ移籍も噂されているジェンソン・バトンだが、タフなシーズンに関わらず、マクラーレンに忠誠を持っている。「僕は忠実だ。過去にそうではにときもあったけどね」とジェンソン・バトンは述べた。「小規模チームにいるときは将来は見えないと思うし、常にもっと良いものを目指すのは正しいことだ。でも、将来のあるこのようなチームにいるときは、どんなドライバーにとっても非常に刺激的なチャンスだ」「過去数年レッドブルが素晴らしい走りをしているのはわかっているけど、それも止まるだろう」「トップチーム、3〜4チームのひとつにいるときは、しばらくの間は留まっていたほうがいいと思う。でも、特に僕にとってはそうだ。ここにいることを本当に幸せに感じているからね」ジェンソン・バトンは、2014年にマクラーレンが強さを取り戻すと考えている。「2015年には本当に興奮している。でも、まずなにより、来年に目を向けなければならない。来年、マクラーレン・メルセデスでワールドチャンピオンシップに勝てると思っている」「まだ、彼らとは非常に良い関係にあるし、上昇できれば嬉しいね」ジェンソン・バトンは、これまでモンツァで2位を3回獲得しているが、現在、マクラーレンにはそのような結果は望めない。それでも、ジェンソン・バトンは今週末のモンツァで表彰台に復帰することを完全には除外していない。「どうなるかわからない。でも、僕たちには雨天が必要だし、それを実現するための全てをうまくやる必要がある。僕たちには十分な速さはないし、率直にいえばスピードがない」「3チーム(レッドブル、メルセデス、フェラーリ)がワールドチャンピオンを争っているし、彼らはシーズン末までずっとプッシュしていくだろう。でも、僕たちは来年のクルマにより多くを集中している」「今年のパーツに来年の助けになるものもある。でも、僕たちは今年のクルマのために来年役に立たない特定パーツを設計してはいない。僕たちは今シーズンの前進をある程度制限している」