ジェンソン・バトンは、F1インドGPの決勝レース後、メディアの質問に怒りをあらわにした。2位表彰台でレースを終えたジェンソン・バトンに対して、メディアは再びフェリペ・マッサと接触事故を起こしたチームメイトのルイス・ハミルトンに関する質問を浴びせた。最近のハミルトンとマッサの確信について質問されたジェンソン・バトンは「僕の知ったことじゃない」と声を荒げた。
「僕にインタビューしたいのなら、僕のことについて聞いてくれ。それなら問題ない」「でも、もうルイスについて質問されたくはない。頭にくるね」ジェンソン・バトンが、F1ワールドチャンピオンを獲得したブラウンGPからマクラーレンへの移籍を決意した際、批評家はルイス・ハミルトンの“ライオンの巣”に跳び込もうとしているバトンを嘲笑したが、今ではジェンソン・バトンがマクラーレン内で優位な立場を築いている。「それがここに来たときに望んでいたチャレンジだ。ルイスと比べて、実際に自分の力がどれくらいを知りたかった」またジェンソン・バトンは、フェルナンド・アロンソを抑えて、セバスチャン・ベッテルに続く2位を獲得するのは素晴らしい結果だと認めた。「今年のチャンピオンを2位で終えることは意味のあることだ。僕を倒したのは、僕よりいいクルマに乗るベッテルだけということだからね」