ジェンソン・バトンが2012年マクラーレンとの契約を発表しないのは、2013年以降のフェラーリ移籍の可能性を残したいからだとブラジルの O Estado de S.Paulo の記者を務めるリビオ・オレッキオは述べている。F1パドックでは、10月も近づいているこの時期、マクラーレンがすでにオプションを有しているジェンソン・バトンとの契約を発表しないことに疑問の声が挙がっている。
2012年以降の契約が発表が遅れているのは、ジェンソン・バトンが公式イベントへの参加の低減を求めているからかと質問されたマーティン・ウィットマーシュは「それがすべてではない」とコメントリビオ・オレッキオは、ジェンソン・バトンがマクラーレンに対して、2012年以降に市場に出られることを求めているからだと Jornal da Tarde に寄稿。「答えはシンプルだ。ジェンソンはフェラーリに興味を持っている。そして、フェラーリも彼に興味を持っている」実際、2012年中にフェラーリは、フェリペ・マッサとの契約を延長するか、フェルナンド・アロンソの新しいチームメイトを捜すかを検討することになる。「バトンにはフェラーリドライバーとしての適切なプロフィールがある」とリビオ・オレッキオはコメント。「速さ、フェルナンド・アロンソと共存する能力、定期的に最速であること。彼にはまたフェルナンドの支持も得ている」だが、ジェンソン・バトンは、フェラーリで走らずに引退しても満足だと主張している。「思春期に僕は3つのビッグチームに興奮していた。ウィリアムズ、マクラーレン、そしてフェラーリだ」とジェンソン・バトンはコメント。「でも、成長いていくなかで状況は変わっていくものなので、子供のことの夢を実現するためにフェラーリで走る必要があるという意味ではない。満足しているし、ここでチャンピオンを獲得できれば、さらに満足だろう」マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは「我々はそれについて話をしているところだ。静かにそれを話し合うことが適切だと思っている」とコメント。「この先長く一緒に働く方法を見つけるつもりだし、それが私の願望なのは確かだ。ジェンソンもそうであることを願っている」