元F1ドライバーのデレック・ワーウィックは、F1は歴史的なイギリスGPを失う可能性があると主張する。ガン闘病中のデレック・ワーウィックは、最近、シルバーストン・サーキットを所有するるブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)の会長職を辞任している。昨年7月、BRDCはF1イギリスGP開催についての契約解除条項を行使。
現在の契約下では2019年のF1イギリスGPが最後のレースとなり、BRDCは新しい契約についてリバティメディアと交渉を重ねている。しかし、デレック・ワーウィックは、2019年がイギリスでの最後のグランプリになる可能性があると語る。「グランプリは高価すぎる。我々は多くのお金を失った。契約解除条項を行使したのはそれが理由だ」とデレック・ワーウィックは Jersey Evening Post にコメント。「英国はモータースポーツ発祥の地だ。だからといって、常にイギリスGPがあるということになるか? そんなことは一切ない」「もちろん、我々はイギリスGPを望んでいるし、シルバーストンに残ってほしいと思っている。だが、我々はサーキットに再投資するのに十分なお金を稼ぐことができる手頃な価格であることを望んでいる。現行契約ではそれは無理だ」関連:シルバーストン、F1イギリスGPの契約解除条項を行使 - 2017年7月12日