シルバーストンは、F1イギリスGPで多発したタイヤバーストは、同サーキットの縁石に問題があるとの見方を否定した。F1イギリスGPでは、5名のドライバーがタイヤバーストに苦しんだ。ピレリは、土曜フリー走行でのセルジオ・ペレスのタイヤバーストについて「原因は、サイドウォール上のカットによるもの」と発表。
レース後のリリースでもピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは「このサーキットの何らかの側面が、我々の2013年型仕様タイヤの最新版に特定の影響を与えた可能性があります」と述べていた。しかし、シルバーストンのオーナーである英国レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)の代表を務めるデレック・ワーウィックは、その見方を否定。「この縁石は2009年からあり、何千台ものクルマがそれらの縁石を越えてきた。まったく問題はなかった」とデレック・ワーウィックはコメント。「我々はFIAにそれらをチェックしてもらっている。それらは完全にFIAに確認されている」