ブリヂストンは、第10戦ハンガリーGPから第13戦イタリアGPまでのタイヤ配置を発表した。この4戦では、隣り合ったスペックのタイヤが組み合わされる。今年これまで、ブリヂストンはモナコGPを除いた各GPで2ステップ離れたタイヤコンパウンドを使用してきた。このシステムはF1チームから要求されたものであり、2つのタイヤ間でのパフォーマンスをより大きくすることが意図されている。
しかし、ブリヂストンの浜島裕英は、ハンガリー、バレンシア、スパ、モンツァの4つのトラックでは、そのタイヤの格差が現実的ではない考え、昨年のように1ステップのタイヤ配置に決定したと語る。「今年これまでのレースで集めたデータと、今後レースで訪れるトラックに関する情報を組み合わせて、タイヤ割り当てコンセプトを変更しました」「ハンガリーは、最も柔らかいタイヤが必要なサーキットです。これはストリートコースにも当てはまります。モナコで最も柔らかいタイヤ配置を使いましたが、バレンシアでも再び使います」「スパは気温がかなり低くなりそうなので、ハードコンパウンドでは困難を引きことすかもしれませんし、スーパーソフトでは柔らかすぎます。ですので、ミディアムとソフトの配置ということになります」「モンツァは、ハードコとソフトでは差があまりに大き過ぎるため、ソフトとミディアムを持ち込みます」2009年中盤戦のタイヤコンパウンド第10戦 ハンガリーGP スーパーソフト&ソフト第11戦 ヨーロッパGP スーパーソフト&ソフト第12戦 ベルギーGP ソフト&ミディアム第13戦 イタリアGP ソフト&ミディアム
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