元F1ドライバーのブレンドン・ハートレーは、2019/2020年シーズンのFIA 世界耐久選手権でトヨタのフェルナンド・アロンソが抜けたラインナップにそのまま加わることが明らかになった。トヨタは今年4月にフェルナンド・アロンソが今シーズン限りでチームを離れ、後任としてブレンドン・ハートレーが加入することを発表。しかし、2台のLMP1マシンのラインアップについては発表していなかった。
トヨタは、ブレンドン・ハートレーが9月のシルバーストンでの来季の開幕戦でセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴とTS050ハイブリッドの1台を共有することを確認した。トヨタのテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンは「ブレンドンはフェルナンドの後任となる。それがアプローチとして最もストレートな方法だ。変更することに意味はない」とコメント。フェルナンド・アロンソは、今週末のル・マン24時間レースがトヨタとのWECとの最後のレースとなる。また、パスカル・バセロンは、これまで発表しなかった理由は“コミットする必要のないときにコミットはしないため”だと説明した。過去にポルシェでの4年間でWECタイトルとル・マン24時間レースを制覇しているブレンドン・ハートレーは、今回のル・マン24時間レースでリザーブドライバーとして行動している。ブレンドン・ハートレーは、5月にスパで行われたル・マン前のシェイクダウンで初めてトヨタ TS050を運転。公式テストでもサルト・サーキットで5周を走行している。関連:2019年 ル・マン24時間レース:テレビ放送&ライブ配信スケジュール
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