トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1アゼルバイジャンGPでF1初ポイントを獲得したこと自体は嬉しいことだが、レースではミッドフィールドと戦うペースはなかったと現実的に分析する。ブレンドン・ハートレーは、F1アゼルバイジャンGPで10位入賞を果たし、8戦目にしてようやくポイントを獲得した。だが、レースはレッドブル勢の同士討ちによるリタイアを始め、上位勢のインシデントが助けになったのも事実。
ブレンドン・ハートレーは、レースの大部分を最下位付近で走行しており、一時は周回遅れにされていた。「F1で初ポイントを獲得できたことはとても嬉しい。特にバーレーンでは確実にそのチャンスはあったからね。ようやく初ポイントを獲得できたのは嬉しいことだ」「今日はレース全体で守勢に立たされていたような気がする。僕たちにはあまりペースがなかった。僕たちの周りでいろいろなドラマがあった。僕は何事もなく、ミスもせずに1ポイントを獲得できたので、それについては満足している」「でも、同時に僕たちにはさらに前へ進めるペースはなかった。他の人々のミスの恩恵を受けたのは明らかだし、良い戦略を実行することはできた。やれることはやったと思うし、全力を尽くした。でも、今日は十分に速くなかった。わずか2戦前のバーレーンと比較すれば特にね」「まだ全員がやるべき仕事があると思う。でも、F1初ポイント獲得を手伝ってくれたみんなの仕事に満足している」今シーズンここまでのトロロッソ・ホンダのパフォーマンスは波が激しい。第2戦バーレーンGPではピエール・ガスリーが4位入賞する好パフォーマンスを発揮したものの、続く中国とバクーでは最下位グループに逆戻りしている。バクーでペースが足りなかった原因について質問されたブレンドン・ハートレーは「わからない。わかっていればよかったけどね」とコメント。「僕たちがどうしてバーレーンであそこまで速かったのかも明らかに疑問だ。ピエール(ガスリー)は結果を出して、もちろん僕は結果を出せなかったけどね」「今のところ答えは出せていないし、チームはそれを理解するために頑張っていると思う。ほんの数週間前のことだからね」