トロ・ロッソのブレンドン・ハートレーは、パワーユニット交換によりF1アブダビGPで少なくとも10グリッド降格ペナルティを受けることが確定した。最近のレースではルノーのF1パワーユニットに信頼性トラブルが多発している。前戦ブラジルGPでは、トラブルの責任を巡ってルノーとトロ・ロッソの間でメディアを通した舌戦に発展。一時はパワーユニットの供給停止も噂された。
そのような状況のなかで迎えたF1アブダビGP。トロ・ロッソはブレンドン・ハートレーのマシンのMGU-Hを交換することを強いられることになった。アメリカGPでF1デビューを果たしたブレンドン・ハートレーだが、これで今シーズンに参戦する全4戦でグリッド降格ペナルティを受けることになった。また、ブレンドン・ハートレーは、ルノーのF1パワーユニットの問題によってメキシコとブラジルではリタイアも強いられている。今シーズン最終戦でF1初ポイントを目指しているブレンドン・ハートレーだが、今週末も厳しいスタートとなった。コンストラクターズ選手権では、トロ・ロッソが53ポイントで6位、ルノーは4ポイント差の7位につけている。