サンパウロのジウベルト・カサビ市長は、F1ブラジルGPの存続に自信を見せている。今後、インドやアメリカ、ロシアといった新しいグランプリが加わる予定だが、バーニー・エクレストンは年間20戦が限界だと述べており、そうなればいくつかのサーキットがF1カレンダーから外れることになる。おそらくバーニー・エクレストンを含めたF1関係者はF1カレンダーで最も劣悪なのはインテルラゴス・サーキットの施設だと考えているが、F1ブラジルGPの存続について心配しているかと問われたジウベルト・カサビは「心配はしていない」と Agencia Es...
「サンパウロ市はF1スケジュールに留まることに大きな興味を抱いており、これまでかなり投資してきた。F1のオーガナイザーもここでレースをすることに興味を持っている。サンパウロは世界の主要都市のひとつであり、ブラジルがF1カレンダーから外れる理由はない」 来週末F1ブラジルGPが開催されるインテルラゴス・サーキットでは、ソフトウオールやスリップを防止する路面ペイント、人工芝、改善された排水溝などが設置されている。老朽化した施設の改修はまだ行われいないが、ジウベルト・カサビ市長は“マスタープラン”がシ年末に草案されると説明した。「まだ完了していない部分はいくつかあるが、これまでのところ満足している。私は非常に落ち着いている。我々は毎年、世界でも有数なサーキットであるこのトラックを改善している」「最大ではないにしても、F1は世界で主要なイベントだ。市に仕事と収入をもたらしている。そのためにこれまで投資してきた」一方、2010年の最終戦アブダビGPは印象的なヤス・マリーナ・サーキットが舞台となる。バーニー・エクレストンは「もし世界中のサーキットがアブダビと同じぐらい素晴らしければ満足だろう」と Gulf News にコメント。「どれくらいグランプリを開催するかって? 彼らが望む限り永遠だ」とコメントした。関連:・F1開催地の増加によりカレンダー落ちの危機に瀕するサーキット - 2010年10月20日