F1サンパウロGP(ブラジルGP)は、1周目の時点で3台を姿を消す波乱含みの幕開けとなった。ドラマはスタート前から始まった。フォーメーションラップで2番グリッドでスタートするはずだったシャルル・ルクレール(スクーデリア)がハイドロ系のトラブルでリアをロックさせてウォールにクラッシュ。フェンスの裏にマシンを移動させてリタイアする。
そして、スタートが切られると、1コーナーへの進入でアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)とケビン・マグヌッセン(ハース)が接触して2台ともリタイア。セーフティカーを経て、赤旗中断となった。アルボンのマシンから外れたタイヤがマシン後部にヒットしたダニエル・リカルド(アルファタウリ)、マグヌッセンに追突されたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)も修復に取り組んでいる。16番グリッドからスタートした角田裕毅(アルファタウリ)は、混乱のなかでポジションアップを果たし、10番手からリスタートを迎える。
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