バルテリ・ボッタスが、2026年シーズンもメルセデスF1チームに関わる可能性を強く示唆した。現在35歳のフィンランド人ドライバーは、昨年末にザウバーのレースシートを失い、2025年シーズンからメルセデスF1チームのフルタイムリザーブドライバーとしてチームに復帰している。
ルイス・ハミルトンのチームメイトとしてメルセデスで通算10勝を挙げた経験を持つボッタスは、2026年からF1に参戦する新チーム「キャデラック」との関係も取り沙汰されていた。しかし、ボッタスは新たに、来週イギリス・ブラックリーのメルセデス本拠地で2026年シーズンに向けたシミュレーター作業を行う予定であることを明かした。2026年はF1がパワーユニットおよびシャシーにおいて大幅なレギュレーション変更を迎える重要な年だ。もしボッタスがまだキャデラックのシートを狙っているのであれば、メルセデスが2026年の開発情報への早期アクセスを彼に与えるとは考えにくい。特に、メルセデスは2026年のパワーユニット分野で優位に立つと予想されている中で、情報流出は避けたいはずだ。「本当は2週間前にやる予定だったんだけど」とボッタスはバルセロナでスペインメディア『Soy Motor』に語った。「でも、そのときはシミュレーターが動かなかったんだ」「来週にシミュレーターデーがある。おそらく、2026年に向けた最初の作業になると思うし、2025年と何がどう違うのかを理解することになるだろう」と明かした。
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