メルセデスF1のバルテリ・ボッタスは、久々に勝利を挙げた2021年F1トルコGPをF1キャリアの“ベストレースのひとつ”と表現した。チームメイトのルイス・ハミルトンがPU交換ペナルティで11番グリッドに交換したことでポールポジションを継承したバルテリ・ボッタスは、終始リードを維持してレースを支配。終了間際にはファステストラップを記録する完全勝利で26ポイントを獲得した。
バルテリ・ボッタスにとっては、昨年9月のF1ロシアGP以来となる1年以上ぶりの勝利だった。「僕サイドから見れば、おそらくこれまででベストレースの1つだと思う」とバルテリ・ボッタスはレース後に語った。「その小さなスライドを除けば、すべてがコントロールされていた。でも、レース前に言ったように、クルマはすべてのコンディションで本当に良かったので、本当に自信を持ってコントロールできた。このような状況で、いつピットストップするか、どのタイヤで最適な戦略を選択するかは簡単ではないけど、すべてが順調に進んだことをうれしく思う。素晴らしかった」バルテリ・ボッタスは、コース上でシャルル・ルクレールを追い抜かなければならなかった。シャルル・ルクレールはレースの勝利を目指して、0ストップに決心していた。快適な勝利を収めたにもかかわらず、バルテリ・ボッタスは、コンディションによって簡単なレースとは程遠いものだったと強調した。「ドライラインが1つしかない場合は、簡単にコースオフしてしまうので、レース全体を通して集中する必要があった」とバルテリ・ボッタスは付け加えました。「難しかったけど、十分に勝ち取った勝利だと思っている」