来季のメルセデスのF1シートが不確実な状態にあるバルテリ・ボッタスだが、2019年はチームパフォーマンスという点でベストシーズンだと指摘する。2018年を未勝利に終えたバルテリ・ボッタスだが、開幕戦オーストラリアGPで勝利を挙げ、第4戦アゼルバイジャンGPで2勝目を挙げている。また、4回のポールポジションはチャンピオンシップリーダーでチームメイトのバルテリ・ボッタスと同数であり、合計ポイント数はこれまでのベストシーズンととなった2017年に並んでいる。
しかし、バルテリ・ボッタスは、ドイツGPでクラッシュリタイアを喫し、ハンガリーGPでは8位で終えるなど、メルセデスが来季のドライバー選考を進めているタイミングで不振が続いた。メルセデスは、リザーブドライバーとエステバン・オコンも来季のドライバー候補であることを明らかにしているが、バルテリ・ボッタスは2019年シーズンはメルセデスでのベストシーズンだと指摘する。「ポジティブな点は、今年は僕のパフォーマンスにとってベストシーズンだということだ。僕は良くなり続けている」とバルテリ・ボッタスは Motorsport Week にコメント。「予選は良かったし、レースもどんどん良くなっている。でも、ハンガリーは僕にとって異なるレース展開になってしまったので、自分のペースがどれほど良いのかを正確に読み取ることはできないのは明らかだ」「そこはポジティブな点だし、いくつかの機会を失ったレースがあったのはネガティブな点だ」「チームとしてのときもあれば、僕による時もあった。そのため、僕たちは結果出すために引き続き一貫性を追求している。過去数戦ではそのレベルにいなかった」バルテリ・ボッタスは、ドライバーズ選手権でのルイス・ハミルトンとの62ポイント差は望んでいたものではないと認めるが、今できることは何もないと前半戦を振り返る。「確かに僕が望んでいたよりもはるかに大きなギャップだけど、今はそれがギャップであり、僕にできることはない」とバルテリ・ボッタスは語る。「まだまだ多くのレースがあるし、少し厄介な状況であるのは明らかだ。でも、それは仕方ないことだ」
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