メルセデスのF1ドライバーを務めるバルテリ・ボッタスが、7月19日(金)にトヨタ・ヤリスWRCでテストを実施した。バルテエリ・ボッタスは、アークティック・ラップランドラリーに参戦してラリーデビュー。フォード・フィエスタWRCを走らせ、総合5位でフィニッシュしている。
バルテリ・ボッタスは、フィンランドのユバスキュラにあるトヨタのテストコースでヤリスWRCでテスト走行を行った。TOYOTA GAZOO Racingのスポーティングディレクターを務めるカイ・リンドストロームは、バルテエリ・ボッタスのヤリスWRCは楽しむためのものだと語った。「契約はない。彼はアークティック・ラリーで満足していたが、我々には最高のクルマがあるので、彼に試してほしかったんだ!」とカイ・リンドストロームは冗談交じりに語った。トヨタのレギュラードライバーを務めるオット・タナック、クリス・ミーク、ヤリ-マティ・ラトバラも来月のラリー・フィンランドに向けてテストを実施。テストチームはもう一日テストを継続した。「バルテリとのテストはあらかじめ計画されていたものであり、彼はユバスキュラ沈降の道路で他のドライバーのあとに運転した」バルテリ・ボッタスのコ・ドライバーは、アークティック・ラリーでもコドライバーを務めた2000年と2002年にマーカス・グロンホルムとWRCタイトルを獲得したティモ・ラウティアイネンが務めた。バルテリ・ボッタスのラリーの腕前は高く評価されており、同じフィンランド出身のMスポーツのドライバーであるテーム・スニネンは、ボッタスはラリーでのハイレベルの戦いができるだろうと語っている。「アークティックでの彼の走りは印象的だった」とテーム・スニネンはコメント。「他のラリーでも彼の走りを見れたら素晴らしいことだろうし、彼がどのような戦いをするかを見れたら楽しいだろう。他の分野からドライバーがやってくるのは興味深いことだ。彼らが世界で最高のドライバーであるときは特にね」
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