バルテリ・ボッタスは、メルセデスの2019年F1マシン『W10』には特にハンドリングといった“確実に改善しなければならない”問題があることを明かした。先週のF1バルセロナテストでは、メルセデスは主に速いパフォーマンスを示すよりもマイレージを稼ぐためにロングランに集中。全マシンの中で最多となる610周(2839.550km)を走り込んだ。
しかし、バルテリ・ボッタスは、W10にはハンドリングの問題があることを明かし、早くに修正されることを願っていると語る。「僕たちにはやらなければならない仕事がある。でも、ある意味でそこにポテンシャルがあると感じられているとうことなのでフィーリングとしては悪くない」とバルテリ・ボッタスはコメント。「改善する必要があるのは確かだ。僕たちはその週にわたって全てのコーナーで良いバランスを見つけることに苦労していた」「いい感じのコーナーもあったけど、バランスに問題を抱えていたコーナーもあった。バランスに大きな問題があるコーナーもあった」「週末の最後には状態はかなり良くなっていた。でも、ハンドリング問題はアプグレードによってしか解決できないことのひとつだ。すぐに解決されることを期待している」ルイス・ハミルトンも、メルセデスにはやらなければならない仕事があると感じているとし、「現時点で僕たちは遅れをとっている」と語る。「だから、今の僕たちは完全にリラックスして開幕戦にアプローチできるわけではない。これまでもそうではなかったけどね。僕たちにはまだやらなければならない仕事がある」「最も厳しい一年になりそうだけど、僕たちには一緒にその山を越えることができる最高のグループがいると感じている」「最もタフなチャレンジに直面することになるかもしれないけど、僕たちの後ろには優れたソルジャーがいると感じている」