メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1アゼルバイジャンGPの終了間際のアクシデントで勝利を逃した夜、ホテルで“赤ん坊のように泣いた”ことを明かした。レースの大半をリードしていたバルテリ・ボッタスは、終了間際にセーフティカーの後、残り3周でリスタートを迎えた。しかし、その直後にコース上のデブリを拾って右リアタイヤがパンク。あと一歩のところで優勝を逃した。
この悲痛な終焉にバルテリ・ボッタスは“キャリア最大の失望感”を味わったと語る。「これまでのベストレースだと思っていた。しばらくレースをリードしていなかったけど、レースをリードするために戦うことができていた」とバルテリ・ボッタスはメルセデスのインタビューでコメント。「あの瞬間までかなり自信を持っていたし、すべてをコントロールできていると感じていたのを覚えている。ちょっとした運さえあればレースに勝てることはわかっていたけど、メインストレートでデブリを踏んでしまった。見えていなかった。パンクして、レースはそこで終わった」バルテリ・ボッタスは、ホテルに戻った後にその現実を受け入れることに苦労したと語る。「その前の数戦も勝てそうだったし、数回目だったので、シーズン初勝利を本当に楽しみにしていた。でも、それは起こらなかった。あの事故の直後からチーム全体に失望感を感じた。みんなが本当にサポートしてくれた」「ホテルに戻ると、完全に壊れてしまった。膝をついて小さな赤ん坊のように泣いていた。でも、立ち上がって、1つの故障を引きずってはいけないと心に決めた」しかし、その後、バルテリ・ボッタスはタイトル争いに加わることができず、1勝も挙げることなく、コンストラクターズ選手権5位でシーズンを終えた。
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