バルテリ・ボッタスは、トップチームのF1マシンに乗れれば、F1初勝利を挙げて、その集計を広げていけると自信をみせている。2013年にウィリアムズでF1デビューを果たしたバルテリ・ボッタスは、9回の表彰台を獲得しているが、77戦でいまだ優勝を達成できていない。ニコ・ロズベルグが引退を発表して以降、メルセデスはバルテリ・ボッタスの獲得を目指しており、ウィリアムズは移籍を容認するとされている。
ウィリアムズは、2017年のエンジン価格の値下げと、パスカル・ウェーレインを走らせるというメルセデスの提案を拒否した。だが、メルセデスからパディ・ロウの移籍を含めた次の提案がオファーされたとされ、また、バルテリ・ボッタスがチームを去った場合にフェリペ・マッサがF1引退を撤回してウィリアムズで走ることに合意したとされている。ニコ・ロズベルグの引退とメルセデスからの関心が寄せられる前、バルテリ・ボッタスは「自分自身に疑いは持っていないし、自分にレースに勝つ実力があることはわかっている」と Autosport にコメント。「そのためには正しいマシンが必要だと感じている。将来、それはやってくるはずだし、遅いよりはすぐにそうなることを願っている」「ベストに近いマシン、もしくはトップ3のマシンがあれば、絶対にそうすることができるのはわかっている」同じインタビューで、バルテリ・ボッタスは、ウィリアムズと初勝利を達成したいが、計画は変わる可能性もあり、それに応じて反応するだろうと述べている。「何らかのキャリアプランを立てる必要があるけど、F1では毎年計画を立てるのはかなりトリッキーだ」とバルテリ・ボッタスはコメント。「状況は発展していくだろうし、ドライバーにとってマーケットがどうなっていくか、異なるチームにどれくらいのシートが空くかはわからない」「最高のゲームプランは、来年の全てのレースでクルマから全てを引き出して、レース毎、もしくは毎月、状況がどのように発展しているかを見て、そこから見ていくことだ」「僕の最初のゴールはレースに勝つことだし、もちろん、いつかはワールドチャンピオンになることだ」「ウィリアムズとそうなることを願っているけど、そうならない場合は、自分のゴールを目指すつもりだし、それが可能ではないと思うようであれば、もちろんプランを変更する必要がある」
全文を読む