バルテリ・ボッタスは、将来どうしてもフェラーリに加入したいと考えているわけではないと主張する。昨年、バルテリ・ボッタスは、キミ・ライコネンに代わってフェラーリに加入すると噂されていたが、結局はキミ・ライコネンがシートを守った。今週、フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、2016年にはキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルの間で「もっと競い合い」を期待していると語った。これは36歳のキミ・ライコネンにとっては注意しなければならない発言だ。
一方、26歳のバルテリ・・ボッタスは、フェラーリ加入への興味をマスコミに明かした。「フェラーリは伝説的なブランドだ」とバルテリ・ボッタスはコメント。「F1界だけでなく、それ以外の世界でもね。誰もがフェラーリが偉大な存在だと知っている。興味をそそられるチームなのは間違いない」「その一方で、子供の頃にウィリアムズがレースに勝ち続けて、タイトルを欲しいままにしていた頃のマシンを覚えている。だから、この歴史的なチームにいられてとても満足している」バルテリ・ボッタスは、メルセデスにもコネがある。メルセデスを率いるトト・ヴォルフは、今もバルテリ・ボッタスの個人マネージメントに関わっているのだ。ちなみにトト・ヴォルフは、ウィリアムズの小株主である。「メルセデスにも敬服している」とバルテリ・ボッタスは語る。「常に最速マシンを持つチームで走っていたい。ドライバーとはそのような人種だと思う」「フェラーリ、ウィリアムズ、あるいはメルセデスにも特別なこだわりはない。全て良いームだ。もっとも速いクルマを追い求めるのがドライバーだ」