フェラーリ移籍を噂されるバルテリ・ボッタスは、F1イタリアGPまでに来季の所属チームを決断したいと考えている。キミ・ライコネンとフェラーリとの契約は今シーズン末となっており、フェラーリのシート喪失の可能性が噂されている。後任ドライバー候補には様々な名前がメディアを賑わせている。その中で最も有力視されているのが、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスだ。
だが、レッドブルのダニエル・リカルドや、今年ル・マン24時間レースに初挑戦で初優勝を飾ったニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)の名前も挙げられている。さらに、最近ではトロロッソのマックス・フェルスタッペン、そのチームメートであるカルロス・サインツの名前さえ浮上している。しかし、最有力候補はバルテリ・ボッタスだという見方に変わりはない。先週、Autosprintが、フェラーリのドライビングスーツをバルテリ・ボッタスのコラージュ画像を表紙に掲載した。その件について質問されたバルテリ・ボッタスは「いろんなところで、そのようなコメントや写真が出ているけど、実際のところは今後についてまだ何も決まっていない」と Turun Sanomat にコメント。「昨年のように、遅くともモンツァあたりには、何かわかるといいね」フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、キミ・ライコネンの去就についてF1イタリアGP後にはっきりするだろうと示唆しており、これと符合するような時期をバルテリ・ボッタスが口にしたことは興味深い。