バルテリ・ボッタスは、F1の新たな“環境に優しい”な時代は燃料をセーブすることがより重要になるのではないかという懸念を否定した。2014年からドライバーがレースで使用する燃料は、昨年比で約35%少ない100kgに減少された。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「今年はドライバーたちからタイヤ保存の必要性についてあまり聞かないだろう。だが、燃料のセーブについてはたくさん耳にするかもしれない」と Daily Mail にコメント。
「ホイール・トゥ・ホイールのレース、人間とマシンの限界での戦いという要素を失ってしまうのではないかと懸念している」「ドライバーがチェッカーフラッグまで燃料をセーブするために手を振ってライバルたちを先行させるようなことがないといいのだが」クリスチャン・ホーナーは、より環境に配慮したいというF1の欲求が、逆に競技面の醍醐味に影響してしまうのはないかと心配していると述べた。「紙一重だ。何よりもこれはスポーツであり、環境的である必要がある。それに次ぐのがマニュファクチャラーの技術であるべきだ」だが、先週のバーレーンテストでフルレースシミュレーションを実施したウィリアムズのバルテリ・ボッタスは、燃料をセーブするのにそこまで熱心になる必要はなかったと述べた。「僕にはまったく問題なかった」とバルテリ・ボッタスは Turun Sanomat にコメント。「最初にシミュレーターで何度か練習して、その後バーレーンでレース距離を2回走ることができた」「できる限りラップタイムの落ち込みを抑えつつ、レース全体に必要な燃料をとっておくことが重要だ」「少なくともバーレーンでは燃料をセーブする必要はまったくなかった。普通に走れた。ほとんどのレースでそういう風に走れると思う」
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