BMWは、プレミアム・セグメントにおける次世代モビリティを提唱する「BMW i3(アイスリー)」および「BMW i8(アイエイト)」の購入希望申込の受付を開始すると発表した。納車は、BMW i3 が2014年4月5日から、BMW i8が2014年夏以降を予定している。BMW iは、BMWグループの中核ブランドBMWのサブ・ブランドとして位置付けられた持続可能な次世代モビリティを提供するプレミアム・ブランド。
BMW iの製品やサービスは、専用の設計、開発、企画、生産などにより、持続可能なプレミアム・モビリティを実現するという革命的な手法を採用。その持続可能な次世代モビリティ・ブランドであるBMW iより、今回、電気のみを動力源とするBMW i3が、そして、プラグイン・ハイブリッド・システム搭載のプレミアム・スポーツ・カーBMW i8が誕生する。BMW iが提供する自動車やサービスは、2007年以降、持続可能なモビリティ・ソリューションを模索するBMWグループの社内シンクタンクである「プロジェクトi」の一環として開発された。都市化が世界的に急速に進展していく中、電気駆動やハイブリッドといった代替駆動方式への需要増大など、めまぐるしく変化する顧客ニーズへ対応する事を目的として、BMWグループは新しいサブ・ブランドBMW iを誕生させている。BMW iの導入により、BMWグループは、最も革新的かつ最も持続可能なプレミアム自動車メーカーとしての優位性をさらに高めている。BMW i3は大都市圏向け電動駆動の車として専用設計された4人乗りモデルであり、BMW i8は高性能マシンのスポーツ性を持ちながら小型車並みのすぐれた燃費効率を兼ね備えたプラグイン・ハイブリッド・モデルである。両モデルとも、LifeDrive(ライフドライブ)構造と呼ばれる革新的な車体の基本構造コンセプトを採用。このLifeDrive構造は、パワートレインなどを収めるシャシーの役割を果たすアルミニウム製Drive Module (ドライブモジュール) および乗員などが搭乗する基本骨格(パッセンジャー・セル)となる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製Life Module (ライフモジュール) により構成されている。ボディ剛性と乗員保護性能に優れているCFRPは高い強度を誇りながら、スチールより50%、アルミより30%軽量である。これにより、バッテリーによる重量増を、革新的なCFRPとアルミのアーキテクチャーを用いることで相殺し、たとえばBMW i3ではわずか1,260キロの車両重量を実現している。この新構造による軽量化と低重心化は卓越した運動性能にも大きく貢献している。これにより、BMWの特徴である50:50という理想的な重量配分と後輪駆動にもこだわるBMW i3およびBMW i8は、未来の駆けぬける歓びを提案する。■BMW i3■BMW i8 メーカー希望小売価格(消費税8%込み)モデル動力源希望小売価格BMW i3電気モーター¥ 4,990,000BMW i3 レンジ・エクステンダー装備車電気モーター+ 647 cc直列2気筒エンジン(発電用)¥ 5,460,000BMW i8電気モーター + 1.5リッター直列3気筒 BMWツインパワー・ターボ・エンジン¥ 19,170,000
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