インド企業がBMWザウバーの買収に興味をもっているという。BMWザウバーF1チームの買収に関して「インドの投資家が申し込んだ」とインド紙“Times of India”が報道。ペーター・ザウバーは、4,500万ユーロで買収を申し出てが、BMWは却下。BMWは、6,500万ユーロでの売却とチームの長期的な存続のために買い手に対して3年間で年間1億ユーロを費やすことへの保証を求めていると同紙は報じている。
インドのコンソーシアムは、5,000万ユーロを提示しているとみられている。またこの買収提案には、元トロ・ロッソとザウバーのテストドライバーを務めた経験のあるニール・ジャニが関連しているとみられている。ニール・ジャニはインド人の父を持つ。ニール・ジャニは今週、インドのスポーツ・マネジメント企業と契約しており、声明の中で「モータスポーツの頂点に到達することを打ち込んでおり、さらにインドの支持があることを誇りに思っている」「僕の父はインド人で母はスイス人だ。僕はスイスで育ったけど、父は常に僕たちにはインドのルーツがあると主張していた」BMWザウバーの買収に関しては、マレーシアのコンソーシアムも興味を示しているとされている。関連:ペーター・ザウバーがマレーシア入りマレーシア政府、ロータスと2010年F1参戦を目指す