スパ・フランコルシャンで開催された2009年F1ベルギーGPが、500万ユーロ以上の損失を出したことが明らかになった。スパ・フランコルシャンは、騒音問題で地元裁判所から営業停止を言い渡されているが、レース主催者は2012年に契約が終了したあとはニュルブルクリンクとの交互開催を検討している。報じられたところでは、キミ・ライコネンが優勝した2009年のF1ベルギーGPは、決勝日にわずか5万人強の観客しか訪れず、513万4,000ユーロ(約6億9,400万円)の赤字を出したという。
ワロン地域の経済大臣であるジャン・クロード・マルクールは「(レース主催者のエティエンヌ・)ダビニョンは(グランプリ)開催を可能にするために、財政的なバランスをとれるような確実な提案を我々に提出するべきだ」と述べている。