ルーベンス・バリチェロは、Googleとの名誉棄損に関する裁判に再び勝訴した。判決は25日、サンパウロの裁判所によって言い渡された。判事はGoogleブラジルに対して、ネットワーキングサイトから、ルーベンス・バリチェロを装ったソーシャル・偽のプロフィールを削除しなかったとして、バリチェロに11万8,000ドル(約955万円)の賠償金を支払うよう命じた。
判事は、Google側がバリチェロからの通知を受けた後、プロフィールの削除までに時間をかけすぎたと述べている。Googleが所有するソーシャル・ネットワーク“Orkut”にはバリチェロの名前で“tartaruga(亀)”と評するなど虚偽のプロフィールが多数掲載されており、バリチェロ側はページ削除を求めていた。